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作業効率

A駅からD駅まで電車で行く場合

A駅⇒B駅⇒C駅⇒D駅と二回乗換えをしなくてはいけません。



A駅からB駅を結ぶLA電鉄は始発の5時から1時間置きに走ります。 A駅~B駅間は17分です。

B駅からC駅を結ぶNY電鉄は始発の5時から10分置きに走り、毎時間6本です。 B駅~C駅間は21分です。

C駅からD駅を結ぶPA電鉄は始発の5時から5分置きに走り、毎時間12本です。 C駅~D駅間は23分です。



1・ まず、朝7時にA駅からLA電鉄に乗りB駅に向かいます。
7:00~

2・7:17~ B駅に到着してNY電鉄に乗り換える 3分後の20分に出発。
7:20~

3・7:41~ C駅に到着して路線を乗り換える D駅行のPA電鉄は4分後の45分に出発
7:45

4・8:08 D駅到着 A駅からD駅まで来るのにかかった時間は1時間8分(乗換待ち時間7分)




次はD駅からA駅までの道のりです。


1.まず、昼の15時30分にD駅からC駅に向かうPA電鉄に乗ります。
15:30~

2・15:53 C駅に到着 B駅行のNY電鉄が来るのは7分後の16時ちょうど。
16:00~

3・16:21 B駅に到着 A駅に向かうLA電鉄は1時間置きに走るので17時まで39分待たなくてはいけません。
17:00~

4・17:17 A駅に到着 D駅からA駅まで来るのにかかった時間は1時間47分(待ち時間46分)



これを見ればわかりますが、A駅からD駅に行くよりも、D駅からA駅に行くほうが39分も到着が遅れてしまいます。


これは、電車の稼働率(本数)によるものです。

A駅からB駅、C駅と進む場合、電車の本数は多くなっていくので、乗換にかかる時間は短縮されます。

一方、D駅からC駅、B駅と進む場合は電車の本数はどんどん少なくなっていくので、待ち時間は増えてしまいます。



この状況を工場で考えてみると、人が製品、電車が機械。待ち時間は製品がほったらかしになっている状況、つまり在庫となります。

稼働率の遅い機械と早い機械がある場合は、最初に稼働率の比較的遅い機械を使い、後から稼働率の早い機械を使えば製品の在庫を軽減することができます。


ラーメンも麺を茹で終わってからスープを作り始めたら食べるまでに5時間くらいかかってしまいますね。

いつものように中途半端な文章になってしまいましたが終わります。


P・S 物事を説明するのは大変ですね。

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by mies375 | 2005-11-05 13:33 | マーケティング
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